月に一度の〇〇先生の診療日は凄く混んでいた。
予約患者ばかりの筈なのに、予約時間などあったものではない。

大きな病院は、長く待った挙句に、診察は3分が通り相場だけれど、
この〇〇先生は違っている。
それぞれの患者さんに、詳しく納得のいくまで説明をして下さるから、時間がかかる。
中には、怒ってお帰りになる患者さんもいるようだ。
昨日は、特に、手術希望の患者さんが多くて、その説明に追われていて、いつもより待ち時間が長いそうだ。

3時間の待ち時間の間、素敵な老婦人が隣に座られていて、〇〇先生の情報を沢山仕入れられた。(笑)
慶応病院から、現在は北里医大へ移られ、股関節の権威だそうな。
この病院へは、月に一度の診療なので、それで混むのだそうな。
座り草臥れて、腰も痛くなりだした頃、やっと診察を受けられた。

私の股関節は、最悪を4の状態とすると、右が1、左が2の症状だそうな。
欧米では、1の状態でも手術をして、人工の関節をいれる人も要るが、日本人は痛みに関して我慢強いので、手術に踏み切らない人も多いのだそうな。

待合室の老婦人は、両方の足を手術して、もう、飛び跳ねることも出来る・・・と仰っていた。
が、超恐がりな私は、身体にメスを入れると思っただけで、血圧が上がってしまいそう・・・。(笑)
3ヵ月後のX線の結果を見て、考えましょうと先生は仰った。

もう、足掛け5年近く、脚の痛みと戦ってる毎日だが、このように、理路整然と説明をしてくださった先生は初めてだった。
単なる、老化による骨の変形と片付けてしまう、今までの整形外科の先生はなんだったのか・・・。

「お医者様、変えて良かったですね!」

との、お嫁ちゃんの言葉に深く頷く私だった。

昨日の診療代はたったの70円。
なんだか、申し訳なくて、会計の人に深々とお辞儀をしてしまった。(笑)

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