ちょっと、疲れたけれど、行ってよかった・・・。

同居してるお嫁ちゃんのお父様が危篤になられた。
モルヒネの投与が始まったので、昏睡状態に入られたと言う。
今のうちに、会わせたい方々に・・・とのことで、東京湾を越えてお見舞いに行ってきたのだ。

主人は、親戚と言っても、縁戚の我々が顔を出すのはどうか・・・と、
躊躇していた。
息子は、冷たいとか、非情だとか、罵っていたが、主人の気持ちも、なんとなく理解できた。
仲良く、付き合ってるとは言っても、結婚式以来、2~3度、お顔を会わしただけの付き合いだ。
その方の臨終に、顔を出すと言う事が、はばかられたのだ。
それでも、日頃のお嫁ちゃんと我々夫婦の付き合いの濃さからいったら、行くのは当然のことのように思われた。
せめて、私だけでも・・・と思ったのだが、行って正解だった。

お母様の喜ばれた顔を見たら、もっと、早く来るべきだったと、悔やまれた。
お父様は、危篤が嘘のように、穏やかな寝息だった。
時折、ベッドの上に起き上がる。
喋りはしないが、こちらの言うことに頷いている。
それでも、島倉さんの例もあることだ。
予断は許さないだろう。

お嫁ちゃんの実家に泊ると言う息子を残し、私一人で、高速バスで東京へ。
皆、脚の悪い私が一人で帰ることを心配してくれたが、大丈夫!
日本語が通じないドイツだって、一人で何とか、行ってきた身だ。
高速バスの乗り場だって、訊けば分ることだし・・・。
心配ないと言う私に、それでも、息子は、出発するまで見送ってくれた。
私はと言うと、心地よいバスの震動に眠気が襲い、気がついたら、東京駅。
1時間半のバスの旅だった。

此処、2~3日が山だろう。
ちょっと、落ち着かない日々になりそうだ。

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