40余年。
すっかり、杉並の住人となった。
結婚当初は、まだ、インフラの面で、中央とは遅れている様に思えたけれど・・・。
（汲み取り式のトイレには閉口した）
最近は、ちょっとは都会っぽくなってきた。（笑）
元々、大正時代の震災後、中央から移り住んできた人が多いらしく、村社会と言うより、それぞれの村の地主さんから土地を買った都会人の集まりだったから、義母など、植民地の雰囲気だと笑っていた。
だから、昔からの村のしきたりに従うことも無かった。
私が育った下町の結束の固い町内会などと比べると、驚くほど交流は薄い。
今は、「ゴミ出し」くらいだろうか。
町内が結束しているのは･･･。（笑）
杉並区には、中央線が停車する駅が、4つある。
高円寺･阿佐ヶ谷･荻窪･西荻窪だ。
それぞれの駅は歩いてもいける範囲なのに、雰囲気が違っていて面白い。
荻窪は、交通のアクセスがよい所（中央線･総武線･東西線･地下鉄丸の内線）なので、住むには便利だ。
どちらか一方の交通機関がマヒしていても、直ぐにもう一方の路線に切り替えられる。
戦後、青空市場に軒を連ねていた店があった駅前の場所に、大手のスーパーも進出してきた。
ルミネも出来た。
都心のデパートには比べようも無いけれど、そこそこの買い物には充分、事足りる。
主だった銀行もカフェの類も、幾つもある。
私は、余り、知らないのだけれど、グルメの類も多いらしい。
最近、脚を悪くしてから、友人たちの方が荻窪に来てくださるようになった。
小さな田舎町なのに･･･と、恐縮していたが、案外、楽しめることに気が付いた。
小回りが利いて、充分、面白いのだ。
住めば都♪
その言葉を実感している。
コメント
高円寺には・・・まあ、いろいろとお世話になりました。
中央線、総武線の電車の込み具合は本当に凄かった。
TVドラマでしか見たことのないような押し込まれ具合に東京を感じました。
高円寺に青春を感じる地方の方は多いようですね～。
物価もそこそこ安いし、学生さんが多かった所為か、古本屋なども多くて、楽しめました。
私にとっても、ちょこっと、高円寺にパートに行ってたことありまして、懐かしい街です。
中央線の混み具合は相変わらずですが、女性は、専用車両があるので助かります！（笑）