泥臭さが好きだったのに・・・。
2014年4月5日 エッセイ コメント (2)
初めのころは、それこそ、カルチャーショックが大きかったけれど、今では、
「住めば都」とは、よく言ったもので、愛着も湧いてきた。
駅前も、ずいぶんと変化した。
昔は、それこそ、戦後のやみ市のような、市場の集まりだった駅の商店街も、ちょっとした商業施設に変化していった。
８階建ての大きな四角いビルの完成披露時には、まだ売り出し前の
[とんねるず]が来たものだ。
大きな魚屋さんや肉屋さん、つくだ煮やさん、昔ながらの洋品店、瀬戸物屋さん、お茶屋さんなど、ごちゃまぜの商店が、つんと澄ましたデパ地下並の陳列に変わってしまった。
あの、泥臭さが何とも言えずに好きだったのに・・・。
駅の隣には、ルミネが建ち、リニューアルのたびに、高級店へ変貌していく。
１階などは、東京の銘店が軒並み並んでいるようで、敷居はどんどん高くなっていく。
おそらく、テナント料が高騰して、更新は無理なのか・・・。
お気に入りの店舗が次々に撤退していく。
寂しい限りだ。
素人考えだから、わからないが、日本橋や銀座、新宿と張り合ってどうする気なのだろう・・・。
泥臭さが、取柄で、身上のはずではなかったのか。
庶民を相手にせずに、何処へ行こうとしてるのか。
あか抜けたものが買いたいときは、都心に出ていくだろうに・・・。
お気に入りの店が軒並み、なくなってしまった・・・。
コメント
アミさんお気に入りのお店が無くなってしまい残念ですね…
再開発でキレイなビルが建ち、どこも同じようなデパ地下風お惣菜とスイーツのお店ばかり、つまらないし数年経ったら飽きられないのかな？
ホントお遣い物や、とっておきゼイタク用には好きな街やデパートに行けば良くてそれも楽しみ！デパートのものだってネットで注文出来ますね。
いつも、思うんですよ！（感じるんです）
政治家や、商店街の奥様（家族）は、何も言わないんでしょうか。
それとも、あまりに特権階級な暮らしに、慣れきってしまって、庶民の感情なんか
わからないのかな・・・って。
青空市場のような対面の店で、食材を買う楽しみ。
ご存じないんでしょうね～。(笑)