八百屋さんからの帰りに、近所の87歳のおばあちゃまが待っておられた。
にこにこ笑いながら、私に話しかけてくる。

「アンタ! 脚はどうよ! 今日は杖、持ってないけれど、大丈夫なの~?」

「有難うございます。 今日は、痛まなくて・・・」

「大事にしなさいよ! 私も、若いものに迷惑をかけたらいけないからと、散歩。 リハビリよ!」

「頑張ってくださいね!」

最近、この手の話は嫌と言うほど聞かされる。

90歳を過ぎた、町内のおじいちゃまも、私の杖仲間だ。
お互いに、遠くにいても、杖を振りながら、ご挨拶を。(笑)
皆、高齢者は頑張っておられる。

それでも、どうしようもなくなったら・・・。
我が家とて、息子夫婦と同居とは言っても、面倒を見てもらえるかどうか・・・。
気持ちはあっても、経済的には仕事を辞めるわけにはいかないだろうし・・・。
物理的には、息子夫婦には頼れないだろうと思う。
施設は・・・。

わが区内にも、理想的な施設がどんどん建っているけれど、入居金やら生活維持費を考えたら、まるで高根の花だ。
年金暮らしには、とても手が届かない。

今のところ、杖を突きながらも、不自由なく暮らしているが・・・。
もし、今より症状が重くなったら・・・。

憂鬱な問題だ!
誰だって、周りに迷惑をかけようなんて気持ちは持っていないはずだ。

コメント

マサムネ
2014年4月29日10:17

僕の意見は参考にならないと思いますが、「動けなくなった時に考えよう」というスタンスです。だからといって無理強いしてでもリハビリとか何でもかんでも手伝うわけではないです。(まあ私は義理の祖父母の介護の関係で郵便局を辞めましたけど)岳父母はそれなりにプライドがあるので何でもかんでも手伝うとうざったがられるだろうし、窮屈だと思うんです。 岳父がずっと同居を拒んでいたのに同居してもいいけどプライベートな空間が・・・・・。と言い出したのには僕ら一同ビックリしました。理想はある程度の土地にマンションみたいなものを立てて親類空間以外は賃貸に出して、ワンフロアで共有スペース(台所とかリビングとか)と鍵付きの個のスペースに風呂洗濯、寝室と小さな台所を付けた親類版シェアハウスのようなものがいいとは思っています。同居というのはお互いに気を使うので長続きしないと僕は思うので実際に同居されてる方々には頭がさがる思いです。

心がズーンと沈みそうな時は一休和尚の「大丈夫!」「心配するな!」「なんとかなる!」です。

振り返ってみればなんとかなってるものです。(けど不安なんですよね、心配症のやぎ座なのでわかります)

アミ
2014年4月29日11:02

マサムネさん!

本当は自分よりも、順序としては主人の姉の問題があります。
彼女は、今は、元気ですが、なんと言ったって高齢(87歳)です。
今、一人暮らしが奇跡のようなものです。
それなのに、老後の話をすると、考えたくない・・・と泣き出します。
泣けば済むって話でもないのに・・・。
息子のいる私でさえ、将来のことを考えてるのに、独身の姉が、何も考えないというのはズルいです。
星座の所為ばかりでもありません。(笑)
本当に、高齢者の将来は厳しいのです。

nophoto
Abi
2014年4月29日17:24

老後、、、十分老後に入ってるかも????
考えたくないのは同じです、心づもりしても
折角準備したのにってくらいコロッと逝くかもだし、、、
先の心配は一日延ばしの私です。今から子供作るのは
無理だしね。

アミ
2014年4月29日18:11

Abiさん!

>先の心配は一日伸ばし・・・

同じで安心!(笑)
でも、あまり呑気なことも言ってられないような気もします。

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