デパ地下などでは、やれ10万円の「おせち」が売れてるとか、高級ワインが人気だとか…。
庶民には、関係ない話を聞くが、昨日、意外なところで、日本にもお金持ちが多いんだな…と、実感できることがあった。

このところ、月一に食べに行く、「とんでん」での話だ。
11時開店前に行ってしまったにもかかわらず、スタッフは快く店内に案内してくれた。
開店時間前だから、店長がスタッフ皆を集めて「朝礼」をしていた。
何気なく聞いていたら、

「おかげさまにて、《雅》完売しました…」

スタッフ一同、嬉しそうに拍手をしている。

《雅》というのは、「とんでん」が売り出してる「お節料理」の名前だ。
「おせち料理」には、26.000円、36,000円、56,000円と3種類あるそうだ。
その真ん中の《雅》の予約が完売したのだ。

「ふぅ~ん! やはり、日本人は、一億総中流なんだ…。
 きっと、わが家でも、真ん中を取るね♪」

なんて、他愛のない話を主人としていたら…。
テーブルの隅に、一番高い「おせち」がとっくの昔に完売していた知らせが載っていた。
残っていたのは、一番安い品だった。
驚きだ!
1970年代に、国民の大多数が、

  「自分は中流階級だ」

と、考えていた時代は、とうに終わりをつげ、今や、格差社会、二極化の時代に突入した感じだ。

「年金暮らしの我が家は、さしずめ、《下》かもね…」

と、苦笑い。

相変わらず、イワシのつみれ汁は美味しかったけれど、なんか、ほろ苦い外食だった…。(笑)

コメント

nophoto
Abi
2014年11月28日10:03

人生で一度でも中流と思えれば幸せだと思わないと、、、
年収が大台を超えていた頃、一体何にお金を使っていたのか不思議!今の経済観念で使っていればもう少し余裕のある老後が送れていたかも。でも、ほんの少しの間でも優雅な(世間から見ればそうでもない?)期間を送れただけでも結構としなくては、だから今はこれだけ節約できるとファイトが沸いてくるのかも?それなりに?

マサムネ
2014年11月28日11:59

身分制度からの開放、男女差別の撤廃、資本主義の加速化、みんな平等になって、一軒家と車を持ち・・・・。我々の親の世代にもすでに貧富の差がありました(うちがいい例です一軒家に今だに住んでいません)ドロップアウトしたら底辺を行き来するしかないように思えます。ただ、全てがそうではなく、早い段階で上を目指すために何をするのか?が大切だと思います。なんというか一部の階級の人が世の中を支配、動かしていた時代とあまり変わらないと感じるのは私だけでしょうか? うーむ。

アミ
2014年11月28日12:07

Abiさん!

一回でも、「中流」を味わったのだから、幸せなのかも…。(笑)
でも、ある処には、あるんですね~。
不思議!!

アミ
2014年11月28日12:10

マサムネさん!

二極化。 進んでますね、日本は。
でも、国を動かしてる方々は、皆、《上》の方。
庶民は《下》が大半。
溝は広がるばかりでしょう。
でも、江戸時代を見ても、いつの世も同じ。
庶民は強いですよ! 元気に暮らしてます。(笑)

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