今日は、義妹とランチの約束。
今年、初めて、年金がもらえる年齢になったとか…。
「初めての年金で、お姉さんにランチを、ご馳走します！」
と、かわいいことを言ってくれる義妹だ。
彼女とも、４０年近く姉妹をやってるから、もはや、実妹と変わりない感じがする。
若いころ、結構、もててた弟が、彼女と結婚すると言ったときは、正直驚いた。
当時、候補者として、家族に会わせていた女性の中では、一番、地味な人だったから…。
でも、正解だったのかも。
ちょっと、変り者の弟とは、相性がいいようだもの。
実の姉たちと確執のある弟だから、義妹が、私との良いパイプ役だ。
そんなわけで、義妹と私の仲はすこぶる良いのだけれど、実妹がちょっと問題だ。
妹は、私が義妹と仲良くすることを、快く思っていない。
長男夫婦としての義務を放棄し、権利だけを享受してる弟夫婦に、我慢ができないようだ。
確かに、それはそうなのだけれど、義妹も、両親を亡くし、実の姉まで亡くし、今や、身内は私のみ。
慕ってくるものを、むげには追い返せないだろうに…。
ところが、それが妹には面白くないと来てる。
「おねえちゃんは、八方美人過ぎるんだから・・・」
と、憎々しげに言い放つ。
もともと、妹と私は、気性がまるで、水と油だ。
妹じゃなかったら、たぶん、友達にもなれないタイプだろう。
若いころから、男性並みに仕事をして、優雅な今の地位を築いた。
私から見れば、何のとりえもない平凡な姉をこき下ろすこともないだろうに…と、不思議に感じていた。
それが、先日、友人とおしゃべりしていて、気が付いた。
「嫉妬」なのかも・・・。
経済的には足元にも及ばない貧乏な姉だけれど、主人もいて、息子もいて、孫もいる。
にぎやかに暮らしてる姉に、もしかしたら、「羨望」の気持ちを抱いているのかも…。
私に対しての、罵詈雑言は、その反動なのかもしれない。
でも、でも・・・。
わかっていても、そこは私も弱い人間だ。
いつもいつも、叱られてる妹よりは、慕ってくる義妹のほうがかわいいと思うのは、仕方ない話ではないか・・・。
今日は、朝から晴れて、気持ちの良い日になりそうだ。
妹の話題は避けながら、義妹と、何、おしゃべりしようか・・・。(笑)
コメント
持ってる人は持たない人の気持ちが分からないのかも？
本気でやりこめてくる相手が居るって素敵じゃないですか？
妹さんは（義じゃない）お姉ちゃんなら何を言ってもと甘えてらっしゃるのよ。
でもね～。 口を開けるたびに、お小言が飛んでくるのには、いささか、頭にきて・・・。(笑)
主人の姉たちに対して、本心を隠して、付き合うのも疲れるけれど、(笑)
正直に、痛いところをついてくる妹の説教も、疲れます。
まぁ～、義姉の毒を隠しての説教よりは、いいですけれど。(笑)