夕べは「一の酉」。
近所にある大鳥神社まで、お参りに。
商家でもないのに、熊手を買いに行くためだ。(笑)
もっとも、熊手と言ったって、飾りもない、一番小さなシンプルなものだ。
それでも、毎年、毎年、替えて、もう、何年になっただろう。

子供の頃は、浅草の大鳳神社の酉の市だった。
賑やかで、華やかで、売り手と買い手の、「しゃんしゃん!」と言った一連の行事に、心が躍ったものだ。
東の大鳳神社に西は新宿の花園神社。
きっと、賑やかな宵だったろう。

それに引き換え、住宅地の中の大鳥神社は寂しいものだ。
それでも、普段よりは明るいし、何より、色とりどりの熊手は華やかだ。
一番シンプルのモノは、今年は720円。
覚えてる限りでは、400円から始まった。
400円から、500円。 600円から700円。
とうとう、720円まで上がった。
今に、1.000円の大台に行くのではないか…。(笑)

今年の暦では、3の酉まであるそうで、昔の人は、

  「火事に気をつけよ!」

と言うそうだ。

コメント

ありす
2015年11月6日8:44

熊手って火の用心の意味があるのですか?

アミ
2015年11月6日11:01

ありすさん!

祖母や母からの話ですから、間違ってるかも…。
そもそも、酉の市は農家の収穫祭から始まったそうです。
落ち葉を「かき集める」道具の熊手が、江戸商人の洒落で「運や金銭をかき集める」になったそうです。
酉の日と言うのは12日に1度巡ってきます。
その年の暦によって、11月に酉の日が2度、3度と、変わってくるわけです。
三の酉には火事が多い…と言う言い伝えの由縁は定かではありませんが、江戸時代の明暦の大火(1657年)が影響してるのかも。
この大火で、江戸の大半は焼失したそうです。 たまたま、この年が、三の酉まであったので、この言い伝えが広まったのでしょう。
こう言うことも、だんだん、薄れていくようです。
孫に伝えなくては…と思っていますが。

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