実母が逝って、もう、35年も経った。
あの日に着ていた洋服もアクセサリーも、不思議なほど、鮮明に覚えている。
今日のように、温かな日だった。
ニットのセータースーツに、紺ブレを着ていたから…。
まだ、コートは着てなかった。

小学生だった長男も、もう、40歳代になり、立派な小父さんだ。
幼稚園児だった次男も、二児のお父さん。
35年と言う歳月の重さを感じる。
私とて、亡くなった母の年齢を10年も超えてしまった。
それなのに…。
一向に、しっかりとせず、まだ、迷走の日々だ。(笑)
親を超えることなんて、到底、無いだろう…。

おかしなもので、姉妹と言えども、親に対する考え方は微妙に違う。
どちらかと言えば、妹は父贔屓。
母には、とがった感情を持っているようだ。
私は、文句なく母贔屓。
母亡きあとの7年後に、再婚した父。
娘としては、父の幸せを願いながらも、母のことを想うと、許せない感情があったのだろう。
妹のように、蜜月の間柄ではなかった…。
母が生きていたら…と、思わない日は無い。
それでも、高齢者の介護の問題などを聞いたりすると、複雑な気持ちにもなる。
多分、「隣の芝生は・・・」なんだろうと思う。

私が逝っても、息子は、私のように親を想うだろうか…。
自信はない!(笑)

コメント

nophoto
Abi
2015年11月24日11:55

そうなのよ、母が亡くなった年、私より7歳も年下!
若かった~!それなのに一緒に買い物に行ったとき、母が
着たいと言ったものに「そんなん派手」と言った事が悔やまれます。
着たいもの着せてあげれば良かったと、、、、。今自分がこの歳で着る~?っというものを着ているのが申し訳ないような。

アミ
2015年11月24日15:34

Abiさん!

「時代が違う!」

父は、いつもこの言葉を言って、私を慰めてました。
親にしてもらったようには、息子たちにできない…と、私が嘆くと。

「時代が違う!」

昔は、なんて、地味なものを着ていたんでしょうね~。
世の中、すべてが地味だった…。(笑)
年下の母が、私より地味なもの着てる…。
私が派手なのかな・・・?(笑)

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