壊れ方が加速している!
2015年12月9日 エッセイ
早めの忘年会を兼ねて食事でも・・・と、義姉を誘った。
3人姉妹の真ん中が脳梗塞で入院中。
それでも、88歳の長姉と85歳の末姉は元気なので安心していたのだけれど…。
ちょっとの間に、壊れ方が半端でなく進んでいる。
加速しているのだ。
明日は我が身…と、見るのが辛かった。
食も確実に落ちているが、皆とのお喋りは楽しいらしく、始終、笑っていた。
私は、母を早くに亡くしているから、惚けた肉親を見ることは無かったが、主人には辛いことだろう。
一人で、ようも電車に乗って来れたものだと、空恐ろしく思った。
義姉は、ホームに入りたくない…と言う一念で、気丈にふるまっているらしい。
ねこ部屋を見ては、
「私も、此処に住みたい・・・」
と、ポツリと言う。
若いころ、弟夫婦には絶対、迷惑をかけない…と、啖呵を切って、高齢の両親を押し付けて、独立していった義姉。
何を今更…と、思っているが、痴呆ぶりを目の当たりに見ると、ため息が先に立つ。
日本の縮図を見てる思いで、複雑な一日だった。
3人姉妹の真ん中が脳梗塞で入院中。
それでも、88歳の長姉と85歳の末姉は元気なので安心していたのだけれど…。
ちょっとの間に、壊れ方が半端でなく進んでいる。
加速しているのだ。
明日は我が身…と、見るのが辛かった。
食も確実に落ちているが、皆とのお喋りは楽しいらしく、始終、笑っていた。
私は、母を早くに亡くしているから、惚けた肉親を見ることは無かったが、主人には辛いことだろう。
一人で、ようも電車に乗って来れたものだと、空恐ろしく思った。
義姉は、ホームに入りたくない…と言う一念で、気丈にふるまっているらしい。
ねこ部屋を見ては、
「私も、此処に住みたい・・・」
と、ポツリと言う。
若いころ、弟夫婦には絶対、迷惑をかけない…と、啖呵を切って、高齢の両親を押し付けて、独立していった義姉。
何を今更…と、思っているが、痴呆ぶりを目の当たりに見ると、ため息が先に立つ。
日本の縮図を見てる思いで、複雑な一日だった。
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