主人は、若いころから、これと言って遊びをするでなし、ただ、仕事が好きだ…と言う人だった。
退職した今でも、家の内外、何かしら、仕事を見つけては体を動かしている。
おかげで、わが町内は、ゴミ一つ落ちておらず、綺麗な道路だ。(笑)

姉3人の下に、ぽっと生まれた男の子だったから、家族の主人に対する接し方は、プリンスに接するようだ。
結婚しても、親の家に同居で、家計も父母が営んでいたから、主人は、まるで金銭感覚のない人だ。
それに、私も、金銭感覚には、主人同様、疎い方だったから、老後の備えなど、考えてもいなかった。
若いころの収入に年金額も準ずる…なんて、基本中の基本すら、知らなかった。(笑)

今、我が家は、主人と私の二人の年金を合わせて、やっと、普通の暮らしだ。
もし、どちらか、片方が…なんて、考えたら、この家はどうなっちゃうのだろう…。

私の周りにも、親しい方が、数人、お独りになられた。
ご主人の年金が、途端に半分になると言う現実に、唖然となさったそうだ。
それでも、よくしたもので、一人になれば、経費もそれなりに少なくなり、今は、やっと落ち着かれたとか…。


毎年、主人の誕生月が来ると、年金の「現況届」のハガキが届く。
「生きてますよ…」と言う、証を示すのだ。
これは、一応、自筆と言うことになっているが、家族が代理で書いても良いのだ。
良く、100歳以上まで生きてる勘定になって、もしかしたら、亡くなってるのでは…と、発覚したのは、よく聞く話だ。

日本は、「性善説」でお役所は、動いているのだろうか…。
役所の人が、見に来るわけでもなく、ちょっと、よこしまな考えを持った人なら、簡単に、詐欺を行えてしまう…。(笑)

僅かだけれど、我が家にとっては大事な年金だから、今年も

 「生きてますよ! 元気ですよ!」

のあかしとなる、葉書を投かんした。

コメント

ありす
2016年1月31日13:06

半分にはならないと思いますよ。父が亡くなった時に母が、あーお父さんがちゃんと年金かけてくれてて良かった〜♪と言ってました。

アミ
2016年1月31日15:21

ありすさん!

年金制度って、始終、変わっているようですね。
今は、主人の半分か、自分のか、選ぶそうです。
最近、ご主人を亡くした従姉の話ですが。
また、変化するかもしれませんね。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索