黒茶屋

2016年2月13日 エッセイ
五日市線の終着駅である、五日市駅から、ちょっと山に入ったところに、その「黒茶屋」と言う食事処がある。
古民家を移築したそうで、水車の回るアプローチから入る風情は、とても東京にあるとは思えない雰囲気だ。

主人の父母の生家が、五日市にあるので、昔から、親戚・友人・知人…と、贔屓にしていた。
お料理そのものは、牛肉の棒葉焼がメインで、鮎なども食べさせる、野趣あふれる品だ。
亡くなるちょっと前の実家の父も、たいそう喜んで、備え付きの思い出帳に感想など、書きこんでいた。
独特な父の書体。 今でも店には残っているだろうか…。

その黒茶屋。
このところ、頻繁に名前が出てくるのだ。
義姉が、皆で、黒茶屋に行って、美味しいものでも食べようと言い出した。
田舎の従姉は、いろいろお世話になったから(ご主人の亡くなった時の事)、黒茶屋で、食事でも…。
そして、主人が、先日遊びに来た友人に、

「田舎(青梅・五日市)にドライブでも行きましょう。
 黒茶屋なんか、いいのでは…」

と、宣うた。(笑)

今、人気なのかな…。
私は、黒茶屋の姉妹店の「燈々庵(とうとうあん)」のほうが、懐石風に洗練されてて好きなのだが、自然の中のたたずまいは黒茶屋に分があがるかも。

でも、3回も行くのは…。
贅沢な悩みだ。(笑)

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