小言幸兵衛も、ここまでくるとご立派!!
2016年5月15日 エッセイ コメント (8)
またまた、ご近所の方の写真展を見に行った。
そうでもないと、電車にも乗らない主人には、格好の外出となるのだ。
何しろ、自転車での散歩はするけれど、歩くことは、私以上に少ない
主人だ。
たまの外出が、良いリハビリにつながる。
時間には、正確過ぎるほどの似たもの夫婦だ。
画廊の開く時間より30分も前に来てしまった。
お茶でも…と言うことになり、駅前を見たけれど…。
四ツ谷駅って、こんなにも閑散としていたか…と驚かされた。
上智大学のある麹町口と違い、反対側の四谷口。
ビルばかりで、店屋らしきものは皆無に近い。
と、通りの向こうに、一軒のカフェが見えた。
主人お気に入りの隅っこの席が確保されて、飲み物とパイを注文しに、私は席を立った。
戻ってくると、何やら、機嫌が悪そうに顔をしかめている。
「どうしたの…?」
と、主人は無言で、店の入り口のガラス戸を指さした。
見ると、一面に手あかが…。
朝一番の掃除に手抜かりがあったのか…。
ところが、二階に行く階段の手すりも、埃で、垢まみれ。
ずぼらな私でも、さすがに、気になり、
「飲食店なのに…。 店長の指示が隅々まで行ってないんだね」
と、美味しいティーも、やや、興ざめの感がする。
家の近所のコンビニの小母さんたちの掃除の仕方を、いつも見てるから、指南役に連れてきたいと思ってしまった。
「ここ、なんて店だ。 本部に電話してやる!」
またまた、主人の小言幸兵衛が始まった。
が、ここまで来れば、ご立派と、褒めてあげたい気分だ!(笑)
そうでもないと、電車にも乗らない主人には、格好の外出となるのだ。
何しろ、自転車での散歩はするけれど、歩くことは、私以上に少ない
主人だ。
たまの外出が、良いリハビリにつながる。
時間には、正確過ぎるほどの似たもの夫婦だ。
画廊の開く時間より30分も前に来てしまった。
お茶でも…と言うことになり、駅前を見たけれど…。
四ツ谷駅って、こんなにも閑散としていたか…と驚かされた。
上智大学のある麹町口と違い、反対側の四谷口。
ビルばかりで、店屋らしきものは皆無に近い。
と、通りの向こうに、一軒のカフェが見えた。
主人お気に入りの隅っこの席が確保されて、飲み物とパイを注文しに、私は席を立った。
戻ってくると、何やら、機嫌が悪そうに顔をしかめている。
「どうしたの…?」
と、主人は無言で、店の入り口のガラス戸を指さした。
見ると、一面に手あかが…。
朝一番の掃除に手抜かりがあったのか…。
ところが、二階に行く階段の手すりも、埃で、垢まみれ。
ずぼらな私でも、さすがに、気になり、
「飲食店なのに…。 店長の指示が隅々まで行ってないんだね」
と、美味しいティーも、やや、興ざめの感がする。
家の近所のコンビニの小母さんたちの掃除の仕方を、いつも見てるから、指南役に連れてきたいと思ってしまった。
「ここ、なんて店だ。 本部に電話してやる!」
またまた、主人の小言幸兵衛が始まった。
が、ここまで来れば、ご立派と、褒めてあげたい気分だ!(笑)
コメント
ホントに電話なさったの?もちろん止められたわよね?
ところが残念なことに、玄関に一歩入るとクレームの事をキレイさっぱり忘れてしまうのです(-_-;) 結局実際に電話をしたことはほぼありません(苦笑)
勿論、掛けるわけないじゃありませんか!(笑)
要するに、暇人なんです!
でも、食べ物商売なのに…って、私も思いましたよ。
場所がいいから、お客はひっきりなしに入ってくる。
それが裏目なのかも…。
瞬間湯沸かし器なんですね!
家に着くころには忘れてました。(笑)
お濠のある界隈は、路地に入ると、昔ながらの風情がちょっと残っていて、いいですね~。
近所にある、新宿郷土館へも足を延ばしました。
内藤新宿の変遷には驚くばかりです。
あしあとからこちらに来ました。
恐らく、リンクしている誰かからの「うっかり足跡」だったとは思いましたが、自分より年配の方の日記を見たことがなかったので、とても新鮮な気持ちで読ませて頂きました。
「小言幸兵衛」とはまた古い(失礼)、いや懐かしい言い回しにとても嬉しい気持ちになりました。
私にとっては落語の演目の一つという認識でしたが、こんな言い回しをする方の日記は是非ともチェックしなければ!という気持ちになりました。
リンクさせて頂きますので、宜しくお願いいたします。
はじめまして。
「うっかり足跡」ではありませんよ。(笑)
以前から、隠れファンでした♪
齢、73歳。 れっきとした婆です。
根岸の里で生まれ、浅草で育ち、現在は23区のはずれに住んでます。
もう、下町暮らしより、豊玉村(杉並区)のほうが長いのに、気質は、いまだに下町小母さん。
江戸の昔に憧れてます。(笑)