昔は、仏事は、皆の助け合い精神が生かされていたと思う。
よく、仏事と結婚式が重なった時、どちらを優先するか…。
お別れの儀式を優先するものと、言われてきた。
人生の最後を真摯に見送るのが重要だと言うことなのだろう。
お祝いごとは、身内の喜びを、皆にも分けたいと言うことだから、お祝い金も仏事に比べたら、少なくて良いのだそうな。

それに比して、仏事は、

「大変でしたね! 一緒に助け合っていきましょう」

と言う、互助の精神だから、親戚などは、特に多額のお金を包むのだと、姑から教わった。
だから、互助の精神から言えば、

    「仏事のお返し」

など、無用のものだと思うのに、最近は、頂いた額の半分はお返しに使うのだそうな。

誰も、お返しなど望んで弔金は包んでいないだろうと思われるのだが…。

昨年の暮れにご主人を亡くされた従姉妹は、新盆のお返しにも頭を悩ましている。
本末転倒。 
これでは互助の精神は無きに等しい。

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