老舗の力

2016年7月9日 エッセイ
私は、ピーラーフェチ(軽度の執着)かもしれない。

野菜の皮むきは、ピーラーが一番!
まことに、綺麗に剥ける。
毎朝のサラダ造りにも、これが無くては話にならない。
特に、玉ねぎを薄くスライスできるのには、毎度のことながら、ほれぼれとしている。(笑)
包丁では、とても、こう、均一に薄くスライスは出来ないだろう。
長芋(ヤマト芋)なども、手早く向けるから、かゆみを感じることなく剥き終わってしまう。
私にとっては、無くてはならない調理器具だ。
あるのに、見ればフェチだから、購入してしまう。
もう、何本、キッチンにごろごろしていることだろう。

ところが、このピーラー。
切れ味に差がある。
今、一番気に入ってるのは、日本橋の老舗の刃物店で買ったものだ。
小気味よい切れ味だ。

京都に行ったとき、セラミックの会社のお膝元と言うことで、セラミックのピーラーを見つけた。
珍しいから、買ってはきたが、大根の皮むき程度の実力(?)だ。
そして、昨日、スーパーの雑貨コーナーで見つけた小ぶりのピーラー。
今朝、おろすのを楽しみにしていたのだが…。
これも、空振り。
古いけれど、又、日本橋の刃物店のピーラーの出番となった。
胡瓜も玉ねぎも、ものの見事な切り口だ。

改めて、老舗の威力を見た思いがする。

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