仲良しの従姉のご主人が亡くなって、もう、一周忌が来ると言う。
相変わらず、田舎のこととて、あちらの親族ばかり大勢来るそうな。
従姉の身内で、ごく親しくしているのは、わが夫婦のみ。
会合に呼べないけれど、日ごろのお礼がしたいから、ご飯でも食べに来てくれとのお誘いを受けて、昨日行ってきた。

従姉の母親と主人の母親が姉妹と言うこともあって、私は結婚前から遊びに行っていたので、従姉の息子とも仲が良い。
昨年の私の入院時には、その息子夫婦が片道、2時間もかけて、見舞いに来てくれて、大いに、感激したものだ。
その息子が法事の為に探してきた和食の店だそうな。
従姉も、電話でのやり取りでは詳細が分からないので、下見を兼ねて、我々夫婦を招待してくれたのだ。

夫婦二人とも、都会生まれの都会育ちの身。
自然に恵まれた従姉の処は、実家のような感覚で、リフレッシュできる。
ご主人を亡くした従姉だから、淋しいのだろう。
電話も毎日のようにかかってきて、主人の姉たちより、私には近しい間柄だ。
従姉の家の「塩むすび」が絶品で、いつも遠慮なくごちそうになるのだが・・・。
何と、今回は、「京料理」だそうな。
予約してあるから…と言う、従姉の申し出に、主人もついに折れて、ごちそうになった。

従姉の家の菩提寺の前に、その店は在った。
亀甲の形をした竹の植え込みの中に、こじんまりと佇んでいる。
中は、掘りごたつ形式の部屋が3部屋とカウンターのみ。
せいぜい30人が限度だろう。

蕪を器にした煮物と、サンマの一口大の照り焼き、菊の酢の物などの前菜に始まって、かなりの品数だ。
お作りも、アナゴの真薯(字が出てこない)も、鯛の茶漬けも申し分なく、堪能した。
我々夫婦は勿論のこと、80歳近い従姉も完食した。
少しづつ供されるので、初めのうちこそ、物足りなかったが、最期のほうでは、おなかがはちきれんばかり…。(笑)

ただ、肉っ気は一切なし。
若い人には、どうだろうか…。
我が家の息子夫婦にも…と、思い、名刺は頂いてきたが、お嫁ちゃんは喜ぶだろうが、息子は・・・?

案の定、今週末、又、ハンバークのお誘いが。(笑)
主人は喜んでOKしていた。  (^_-)-☆

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