天眼鏡片手で、隅から隅まで、それこそ、広告のところまで、じっくり読む。
なんか、心にひらめくと、私の都合など関係なく、話しかけてくる。
私は、そのたびに、水を止め、キッチンから顔を出し、
「今度は何！」
と、苛つく様子で答える。(笑)
昨日は、週刊誌の見出し。
なんでも、日本の企業の大型合併の話だそうな。
例えば、高島屋と伊勢丹。
資生堂と花王。
笑っちゃうのは、電通と博報堂。
そのうち、トヨタと何処かも合併するのではないか・・・。
何でもかんでも、大きくなって、皆が《寄らば大樹の陰》になったような感じだ。
主人は、ぽつりと言った。
「北欧のネズミの話、知ってるか～？」
「知らない・・・」
北欧のどこかの森林で、ネズミが増えすぎて、ある日、突然、集団で海に向かって自殺したのだそうな。
レミング属のネズミだそうだ。
企業の合併話とネズミの集団話がどこで結びつくのか、釈然としないが、なんだか、主人の言わんとしてること、ちょっとわかったような気がした。
こんなばかげたことしてると、人間も、今にネズミと同じ運命になってしまうのではないか・・・。
大手ばかりぬくぬくとして、こぼれた庶民はどうなる・・・。
以上、老婆のたわごと。
異論があっても、攻撃はお許しを！(笑)
コメント
このネズミの集団自殺は、おとぎ話でなく、学術的な話だそうです。
私が言いたかったのは、あまりにも企業が大きくなり、国営に近い存在になると、
小さな企業は生きていかれない。
ここに問題ありと感じました。
ネズミの話とは直接的関連は無いのに・・・。
主人は、何にひらめいたのかしら・・・。（笑）
ご主人の「なんか、心にひらめくと…」の下り、うちと全く同じなので
クスッと笑ってしまいました＾＾
うちのは生粋のテレビっ子なので、新聞や週刊誌の話題ではありませんけどね。笑
わたしが観てないドラマの解説とか、ネットで見た話とかが多いです。
少し規模が小さいですが、コンビニ業界も合併、合併で、もうわけが分からなくなりそうな感じです。
どうなろうと末端の店員のわたし達には特に恩恵はありませんけどね～。
街の小さな魚屋さん、肉屋さん、八百屋さん。
そういうお店の小父さんや小母さんとの何気ない会話が無くなってきて・・・。
寂しい限りです。
いずこも、聞き役は奥様なのね～。
穏やかな幸せ感、覗けます！(笑)