主人の姉は、今年90歳になる。
舅・姑の逝った年齢をはるかに超えた。
今、ホームにいる次姉も88歳だし、末姉も87歳だから、長寿の家系なのだろう…。
だから、今、71歳の主人も…。(笑)

主人は、一日おきくらいに長姉に電話をする。
長く一流商社に勤めていた姉は、頭は冴えていて、体もどこも悪いところは無いと自慢する。
だから、ある意味、勝者の人だから、弱者の気持ちなど、思いやることはできない。
私の脚のことも、まるで理解しておらず、

「どうして転ぶの…? 私など、一回も転んだことないわ。
 体の痛みなんて、まったくないし…」

と、はらわたが煮えくり返るくらい、非情な言葉を発する。

想えば、私は、この義姉とは、新婚旅行から帰ってくるや、一緒の生活だった。
一緒に暮らし始めて、3日目に泣かされた。
まだ、初々しい20代の嫁だった。(笑)
そして、12年後、年老いた両親を弟夫婦に託し(?)、

「(弟夫婦)あんたたちには、金輪際、世話にならないわ!」

の捨て台詞を吐いて、独立していった。

今、思えば、義父母が嫁の私に優しく接してくれたのは、この小姑の存在(義姉)が影響していたのかも…。(笑)
枯れたように穏やかになった老齢の義姉に、今更、嫌みを言ってもしょうがないが、

「なんで転ぶの…?」

の何気ない一言が、昔の嫌な思い出を甦えさせた。
末端の手足の神経が緩慢になってる私だから、思ってもみないところで、つまずくし、お皿を割ったりする。

「なんで…? 私、割ったことなんてないわ…」

と勝ち誇ったような義姉の言葉。
封印してた義姉への怒り・恨みが、メラメラとふつふつと、湧いてきた。

ちょっと、傷ついている…。

コメント

nophoto
Abi
2017年4月11日9:41

どんなに時間が経っていようと悔しかったことは昨日の事のよう、、
そんな昔の事今更と訳の分かったように言われるのがもっと嫌!
どんなに毒吐いても聞きますよ!

マサムネ
2017年4月11日10:03

僕は逃げ回って危ないと思うとけつまくって逃走してる人生なので勝者の気持ちどころかそういうのまったくないです。

ああいうのって汲み取れる人は汲み取れるし、汲み取れない人って延々と汲み取れない気がしますね。直しようがないのですかね?



アミ
2017年4月11日10:36

Abiさん!

貴方なら、理解してくださると思ってました。(甘えです!…笑)
世の中には、選ばれて生きてる人がいる…。
義姉がそうです。 凡人の私とは、接点がないようです。
でも、今、こうして、大きな波風も立てずに、息子夫婦と同居できてるのも、義姉の反面教師がいてこそのことです。(笑)

アミ
2017年4月11日10:39

マサムネさん!

体調はどうですか…? お大事になさってください。

三つ子の魂、100までも…と言いますが、まさにそうです。
義姉の考え方は、きっと、治らないでしょう。
傷つかないように、距離を取って、付き合っていかないと。
主人の姉ですから、切る…と言うこともできません。

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