先日、BSTVで、三宅裕司の故郷自慢の番組を見た。
その回は茨城県水戸市。
その番組の中で、懐かしい、これぞ東京ラーメンと言うラーメンが出た。
今の、豪華なラーメンと違って、素朴な味の昔の東京ラーメンは…
細麺・澄んだ醤油味のスープ・ごっついシナチク(メンマと言うのは憚るほどの素朴なもの)・チャーシュー・若布か海苔・うで卵の半身・そして、なぜか「の」の字のなると
が載っていた。
懐かしかった!
私が子供の頃、戦後、まだ10年が過ぎたころの話だ。
商いに精を出していた父。
その日の商売がうまくいったときなど、機嫌が良い日は、たまに、本のたまではあったが、夜啼き蕎麦を止めて、皆で舌鼓を打ったものだった。
香りも味も、皆の笑顔も、いまだにしっかりと覚えている。
美味しかった!
40歳にもいかない、今の息子たちよりも若かった父。
でも、子供心にも、大きな存在に思えた。
父母の羽根の下、怖いものなど、何もなかった子供時代。
世の中は、大きく変わった。
その変化が良いものなのか、悪いものなのか、一介の婆にはわからない。
でも、幸せの象徴のようだった東京ラーメン。
厳しく、優しかった父母と共に、いつも、心の中に居座っている。(笑)
その回は茨城県水戸市。
その番組の中で、懐かしい、これぞ東京ラーメンと言うラーメンが出た。
今の、豪華なラーメンと違って、素朴な味の昔の東京ラーメンは…
細麺・澄んだ醤油味のスープ・ごっついシナチク(メンマと言うのは憚るほどの素朴なもの)・チャーシュー・若布か海苔・うで卵の半身・そして、なぜか「の」の字のなると
が載っていた。
懐かしかった!
私が子供の頃、戦後、まだ10年が過ぎたころの話だ。
商いに精を出していた父。
その日の商売がうまくいったときなど、機嫌が良い日は、たまに、本のたまではあったが、夜啼き蕎麦を止めて、皆で舌鼓を打ったものだった。
香りも味も、皆の笑顔も、いまだにしっかりと覚えている。
美味しかった!
40歳にもいかない、今の息子たちよりも若かった父。
でも、子供心にも、大きな存在に思えた。
父母の羽根の下、怖いものなど、何もなかった子供時代。
世の中は、大きく変わった。
その変化が良いものなのか、悪いものなのか、一介の婆にはわからない。
でも、幸せの象徴のようだった東京ラーメン。
厳しく、優しかった父母と共に、いつも、心の中に居座っている。(笑)
コメント
まさに思い出の味ですね〜〜
私にもそんな思い出の味があります。残念ですがそのお店は無くなってしまったのですが。祖父や祖母との思い出のカツサンド。両親と弟との思い出の札幌ラーメン。
父の給料日に連れて行ってもらうのが幸せでした。
まだまだ沢山ありますが、その味も思い出も大切な宝物です。
下関では学校給食にもチャンポンでしたねぇ(笑)
親との思い出の味、大人になって何故かじ~んと来ます!
父に連れられて行ったお寿司屋さんのカウンター席。
なんか、大人になった雰囲気でドキドキしました。
母が連れて行ってくれたのは洋食。 大きなエビフライが今でも目に浮かびます。
孫たちも、爺婆と一緒に食べた味。 覚えていてくれるでしょうか・・・。
給食にちゃんぽん…だなんて。 うらやましいです。(笑)
あの頃のラーメンには鳴門が入ってましたね~。
今では、鳴門は見かけない。
今のラーメンは、美味しいけれど、油がぎらぎらで、東京ラーメンのさっぱり味が懐かしいです。
茨城も、同じ関東圏ですから、東京ラーメンに似ているのでしょう。
佐野ラーメンなんて、好きですね~。
ラーメンは自分では作りません。
スープが素人には無理でしょう・・・。