ズルい人は大っ嫌い！
2017年6月14日 エッセイ コメント (4)
町内のゴミ当番のことだ。
１年くらい前に、「勤めがありますので、当番を外してください」と、町会長さんに泣き言を言って、ゴミ当番を抜けた人がいる。
４０代の独り身の女性だ。
我が集積場は、かなりの大所帯で、当番と言ったところで、年に数回程度のモノ。
小さな子供のいる共働きの家庭も、病人を抱えた家庭も、お年寄りの家庭も、例外なく、皆、こなしている。
今朝、主人がゴミを出しに行ってきて、憤慨に絶えない様子でつぶやいた。
「あいつ、いけしゃ～しゃ～と、ゴミを出しにきてるんだよ！」
「・・・・」
「理由があるからと言ったって、皆、公平にやっているんだ！
ズルいだろう・・・。
健康そのもので、人一倍、動ける年代なのに・・・」
「町内の人は何も言わないの？」
「遠く離れてるから、気にもしてないだろうよ。
それに、免除されてると言うこと、知らない人のほうが多いんだ。」
「ズルいよね！
前のチビちゃんを抱えたママだって、夜、帰宅してからネットを畳みに行ったりしてるのに・・・」
世の中、いい人ばかりではない。
いろんな人がいる。
それぞれ、理由はあるだろうに、皆、一生懸命、責任を全うしている。
なのに・・・。
どうも、ズルい人は、好きになれない！
コメント
どこの町内にもいるんですね、そう言った感じのずるい人。
我が家の自治会も各班、輪番制で班長をしなくてはならないのです。
ここは、案外こじんまりしていてアットホーム。血縁関係の方が案外多く、年中行事が多いのが特徴。班長は結構な仕事量っていうのは否めないんです。昔から住んでいる住民の方が幅を利かせ、我が家もここへ越してきて12年になりますが、まだまだ新参者扱いです。班長は任期1年ですが、高齢者の家庭は免除されるという規則がありますので、高齢化しているこの自治会でも免除の方が増えるばかり。
という事で住宅数があっても実際班長をするお宅は決まってきます。
それでも輪番制で役割だから回ってくればやらざるを得ないんですが、難癖つけて逃れるお宅があって。常套句は「来年やります」でも絶対やらないんですよ。
みんな仕事や子育て病気諸々をやりくりして引き受けるんですけどね。
やらない人は絶対やらない。腹が立ちます。
ゴミ当番は男所帯のところがいつも出てきていなかったし、婦人会役員を断固拒否していた奥様もおられましたね。
なら、一切関わるな、と言いたいところですが、ゴミなんて特にそうも言えませんものね。
とはいえ。思い出したのは、治水関係の出費の件。
田舎ではため池の管理費が各戸から集金されるのですが、ため池は主に水田に利用するのです。
農業でないあるお宅が「うちは田んぼは持っていない。利がないのでこのお金を払いたくない」と申し出たらしいのだけれど、そのときの自治会長が毅然と。
「だったらもしもの出火のとき、消火活動にため池使えないぞ、いいのか？」
そうやって脅すのも（いや、実際脅しではないようですが）どうだか、ではあるものの。
「共同に対する義務」や「お互いさまの精神」って廃れつつあるのでしょうか・・・なんだか世知辛い話ですねぇ。
隣町の自治会はしない方はお金を払います。
どちらがどうかは私もわかりません。
うちの祖母は、あのな、人さんに言われへんずるしたらな、いつかバチが当たるのやで、悪さする人は知らんけどな、自分は誰にも指さされんようにきちんとしとったらええ、と教わりました。
うちの組のゴミ捨て場の掃除？ はい、うちの玄関の目の前ですのでここ10数年僕がずっとやっています・・・・。玄関だけ掃除してゴミ捨て場が汚いのはなんとなく恥ずかしいですからね。葉っぱや風で飛んできたゴミも両隣の家の前の道路のくらいははきます。（まあ色々と飛ぶのはお互い様だと思っている）
PTAの役員と一緒で逃げる人はいとも簡単に逃げちゃうものです。