いつものように、食後の団欒と言うか、お喋りを楽しんでいた時の話だ。
「食べる～？」
と、私は、自分のお菓子箱（お気に入りの缶）から林檎のチョコをお嫁ちゃんと二人で食べていた。
息子がチラチラ見てたので、
「食べる～？」
と訊いたら…
「うん！頂こうかな…」
と、乙に澄ました答えが返ってきた。
主人は…とみると、ソファーで、例によって寝ている。
でも、もしやと思い、
「食べる～？」
と訊くと、おもむろに手を出して…
「良かった！
ひょっとして、俺、家族じゃないのかと思ったよ！」
これには皆で、大笑い。
そして、先日のお嫁ちゃんの誕生会（しゃぶしゃぶを食べに行った）のときのことを思った。
「しゃぶしゃぶは家族でないと食べれないね！」
「親しい友人なら大丈夫かも…」
「外人は嫌がるんだろうな…」
一緒の鍋に各自の箸を突っ込むしゃぶしゃぶ鍋。
色々な話で盛り上がったが、こうして家族で食べれる幸せを感じた。
そして、私は主人に言った。
「大丈夫よ！ 一緒にしゃぶしゃぶ、食べた仲じゃない！」
冗談だけれど、１ケのチョコで、家族の絆が深まった…と嬉しかった。
コメント
一家団欒が絵に様に浮かびます。
私の様に殆ど一人暮らし状態で夫も泊まり勤務ばかりだとなかなか無理でして。
家族の絆！！これこそ宝物ですよね。
アミさん、お幸せです♪
でも、家族の仲良しは波があるようでして…。(笑)
時々、世代間の差に、夫婦ともども、目を白黒。
我々老夫婦は、ますます高齢になり、息子夫婦の負担にはなりたくないと…。
将来を、どうするか、揺れ動いてます。