さっそく、「とろろ汁」を作った。
昔、舅は、食べたくなると、すり鉢を出してくると言うパフォーマンスをしていたものだ。
長く校長職についていた舅だったけれど、私生活は、可愛いお爺さんだった。
蕗が食べたくなると、裏庭から扱いできて、そっと流しに置いておく。
押し付けがましいこともなく、さりげなく、自分の要望を伝える人だった。
大きなすり鉢は、何処かにしまい忘れていて、出せなかったけれど、大根おろし器で
充分、事足りた。
卵の黄身と、濃いめの麺味で、美味しく出来上がった。
舅が生きていたなら、すり鉢で当たっていないから、ちょっと、ざらざら感が残ったことをなんて言っただろうか…。(笑)
でも、手抜きの「とろろ汁」。
充分に美味しくて、大鉢いっぱい、親子３人で平らげた。
亡き舅の話で盛り上がりながら…。
コメント
私もすり鉢であたらず、おろし器で省略しちゃうんですけどね。
滋養があって美味しいですよね〜〜！！我が家はとろろ汁以外もマグロにブツを入れて山かけにしたり。それにしてもお舅様のさりげないアピールお茶目ですね。
そうですね。すり鉢であたるのとでは滑らかさが違いますもんね。亡き祖母も労を惜しまずそうやってました。影響を受けた母も。が、私は面倒くさがり屋なのですから手抜きです(笑)
昔は、グローブのようなヤマト芋が主流でした。
今は、長い形が多いです。 だから、剥くのも、簡単！
昔と比べると、手抜きですが、お味のほどは、十分、美味しいです！
私と同じ、すり鉢は省略な方ですか…。(笑)
でも、美味しいですよね～。
舅は、おちゃめな人で、私の編んだ毛糸の帽子を気に入ってくれて。
旅立つ時も、それを被っていきました。
ハンサムで素敵な舅でした。