我が町内は、高齢者ぞろいだ。
70代の我が夫婦など、まだ、若い方。(笑)

昨日、八百屋さんの帰りに、近所に住む92歳のご婦人にお会いした。
このご婦人、お若い時は、有名銀行の支店長夫人で、茶道の師範でもあった方。
ちょっと近寄りがたく、あまり、お話もしたことは無かった。
が、最近、あちらから、声を掛けてくる。
お耳がちょっと遠いけれど、体はいたって健康との由。
お元気で、一人でなんでもやっている様子だ。
そのご婦人が、

 「最近、心細くて…。 私、どうなってしまうのかしら…」

と、訴えた。
列記とした一流会社にお勤めの息子さんが二人もいるし、離れて住んでいても、見回りに来てる様子だ。
もっとも、頻繁とはいかず、お嫁さんやお孫さんらしき人は見たことが無い。

 「何かあったら、声を掛けてくださいね!」

とは言ったものの、我が老夫婦にどれほどのことが出来るだろう。

昨日から、息子夫婦はお嫁ちゃんの実家へ里帰り。
家の中は、火が消えたように静かだ。
食事も、二人きりだから、手を抜いて…と思いきや、いつもより、豪勢な食事が出来上がった。(笑)
二人きりだと、物足りないくらい静かな世界だけれど、気は休まる。(笑)
普段、どれほど、息子に気を使っていたのやら…。
もっとも、こと私に何かあった時は、煩いくらい騒ぎ立てて、面倒を看てくれる。
件の老婦人の「心細くて…」が、あまり、まだ、実感としない私だ。

明日、帰宅した途端、賑やかになるだろう。
つかの間の静けさを堪能しよう。 (^_-)-☆

コメント

まるこ
2018年4月22日8:48

父が亡くなり、母が1人で実家にいると思うと堪らなくなります。
新幹線回数券を買ったと言っても同居のようにはいきません。
金沢の弟のところへとも話しましたが、頑として実家が良いと。
毎日電話をする私ですが、今はその頻度も増えました。LINEでちょいちょい報告めいた会話もしてますが、流石に同居のようには。
そのご高齢のご婦人の姿に母が重なります。
今後どうしたら良いのか?胸が苦しいです。
息子さんご夫婦との同居は色々気遣いもあるかと思いますが、何より心強い事だと思います。アミさんはお幸せですね。

アミ
2018年4月22日12:02

まるこさん!

とても、私が生んだとも思えないほど、憎たらしい息子です。(笑)
でも、幸せなんでしょうか。
今は、まだ、私が少し優位(に目るだけ…)だから、有難いとも思わないけれど、そのうちに、有難く思うのかしら…。

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

日記内を検索