知り合いの方の誕生日祝いを持って、越谷まで。
外環を使ったら、早いのなんのって、約束の時間より、1時間も早くついて
しまった。
それでも、朝に強い彼女のこと。
土曜日の休日にもかかわらず、起きていて、通りまで出迎えに来てくれた。

彼女は私の誕生日には、いつもきれいなシンビジュームを送ってくださる。
だから、彼女のおかげで、お正月には、玄関に、華やかな花が咲く。
3~4年前に、家を建て直したので見に来てほしいと言われていたのだが、
延び延びになっていた。
お母様を亡くされてから、お父様と二人。
寄り添うように仲良く、暮らしておられた。

新しい家は、想像してたより、素晴らしかった。
父親っ子の彼女のこと。
どうしたら、父親が一番喜び、生活の動線が楽になるか…、と、万事、父親ファーストに設計されていた。
お父様を亡くされて、2年。
一人暮らしになったけれど、まだ、家じゅう、お父様のものが置いてある。
始末する気にはなれないそうな。

お父様は、自分亡き後、娘が不自由しないように、娘は、老いた父親が楽な
生活を送れるようにと、愛情にあふれた家だった。

彼女は、主人と私と、同じ会社の方だ。
去年、亡くなった同僚と4人で、よく、ハイキングに行ったものだ。
4人の中では一番若い彼女だったけれど、やはり、年には勝てない…。

 「婆になったな…」

なんて、主人は失礼なことを私に言ったけれど、年月は恐ろしい。
綺麗で若かった彼女も、小母さんの仲間入り。(笑)
私にとっては、なんか、昔の彼女より、距離が近づいたようで嬉しかった。(笑)

 「もっと、居てよ! 部屋はあるから、泊まって行ってもいいのよ!」

彼女の寂しさが切なかった。

 「また、来るから…」

と、車を出した。

 「寂しいんだね! でも、素敵な家だったね!」

コメント

マサムネ
2018年5月27日19:46

越谷というのは僕にとっての聖地です(笑) 某病院付属の看護学校に通う女性と週末ごとにドライブへでかけたりカラオケ行ったり・・・・・。ケータイが禁止だったのでポケベルで事前に連絡取ってからこっそりと電話して・・・・。 ちゃんと看護師(婦)にあの子もなったのかなあ?とその地名に当時のほろ苦い思い出を重ねます。 最近思うのは欲しい人のところにはほとんどないのに、有り余ってる人の所にはうるさいくらい余ってるんだなあ? 人の温もりってのは。と思います。 (最終的にはお金があって寂しさが溢れる人はお金払っても他人様に色々お願いしてしまうんだろうなあ) 今の所僕には家族がいるので「いいほう」のグループですね。 かといって僕が越谷へバイクででかけて「泊まりに来ました! お世話になります!!」ってのも変な話だし(僕は日常を離れたい)中々うまくいきませんねえ。

アミ
2018年5月27日21:37

昨今、レイクタウンなるものが出来て、たいそうな賑わいだそうです。
彼女のところは、大聖寺の近くで、静かな住宅地。
我が家からは、案外近距離なので、又、行くと約束しました。

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