夜中に、ぽとっと音がした。
又、椿の花が落ちたのだろう。
初めこそ、ビビったけれど、もう、慣れっこになってしまって、そんな音では
目も覚めない。(^^)/

椿の花は、どさっと落ちる。
首が落ちるようで、武士が好まなかったのもわかるような気がする。
主人に言わせると、茶色になるまで、しがみ付いてる躑躅に比べると、潔くて、
良いではないか…と言う。

今の季節、ご近所の方が、椿をくばって行かれる。
なんでも、剪定の為、庭師の方が、花がまだ咲いているのに、ばっさり切って
しまうそうだ。

我が家には、「挿し木でも…」と、大量に下さる。
だから、玄関をはじめ、リビング、寝室、キッチンと、家じゅう、真っ赤な椿で
溢れかえる。

今年から、新しく越してこられた5件の家にも配られた。
玄関の前に、ビニール袋に入れて置いておく。
手紙もメモもないから、誰からの差し入れか分からない。
案の定、主人は数件のお宅からお礼を言われたそうだ。(^^♪
其のたびに、〇〇さんだよと、教えて、お互いを紹介している始末。
新しい住人は、皆、昼間は仕事に行っており、近所と言えども、顔は馴染んでいない。
いつも、庭やガレージで花の手入れをしている、暇人爺さんの主人からの贈り物と
勘違いされたのだ。

確かに、家の前の通りも、庭のある家は少なくなった。
数えるほどだ。
今の若い方は忙しいから、無理もないが、柿の木に登って遊んでいた主人からすると
寂しい光景なのかもしれない。(-_-;)

昨晩も椿の花が落ちて、そろそろ、お仕舞いかも。
眺めるのも、結構だが、つやつやに光る厚手の椿の葉を見ていたら、椿餅が
食べたくなってきた。

私も、「花より団子」の組のようだ…。(-_-;)

コメント

まるこ
2019年3月2日9:20

椿の季節も終わりなんですね。そういえば寒椿と言いますもんね。
実家に母が18歳の時買い求めた椿の鉢植えがあります。他の木々は梅を金柑を残して全て伐採して下さいました。庭いじりも好きな母は変わった実家に庭を見て寂しそうでした。母は椿だけはどうしてもずっと残したいから我が家へ持って行って管理してと言います。が、車には乗せられる大きさではなくて。今どうしたら良いか??と思案中です。そうですね、我が家の様な片田舎でも庭のある家が少なくなりました。区画自体を小さく分割して二軒分の敷地に三軒家を建てています。若い世代の方が入って来られますが皆さん昼間は不在ですから、私も顔が曖昧です。4月から班長だというのに困ったものです。

アミ
2019年3月2日9:43

まるこさん!

そちらでも、区画自体が分割ですか…。
我が町内は、表通りは別として、大半が1軒屋です。
マンションはあまり見かけません。
個々の家ですが、庭は無くなりましたね~。
狭い日本ですから、致し方ないのかも。
さりとて、下町のような路地に植木鉢…と言う光景も無くなり…。
なんだか、無機質な街になっていきます。(-_-;)
情緒とか無くなり、怖いです。
お寺の桜の木も老木になり、植え替えはどうなりますか…。
綺麗な花の日本は公の公園でしか、お目にかかれなくなるかも…。
寂しいですね!
まるこ班長さん! 頑張って~♪ (^_-)-☆

新生! 猫谷ジン
2019年3月2日10:29

お祖父様の家の庭の一角に椿が植えてあります。…確か、椿だったはずです。記憶が怪しいので書き込む前にちょっと調べてみました。よく似た植物に山茶花がありますよね。ちょうど近所のお宅に山茶花の生け垣がありまして。花の散りかた、葉の状態…確か、花で落ちてた気がするので、椿だったと思うのですが。

アミ
2019年3月2日14:07

ジンさん!

我が家にも、両方ありますので、私ながらの区別方法は…。
花が、丸ごとぽとりと落ちるのは椿。
花びらが落ちるのは山茶花。
どちらも綺麗ですが、椿のほうが、赤い色が鮮やかです。
山茶花は薄いピンクいろでした。

ありす
2019年3月2日20:08

うちの実家の山茶花は綺麗なアイボリーです。大きな花弁で椿のように咲きます。コサージュにできます♪

アミ
2019年3月3日6:46

ありすさん!

頂いた椿は、大きい花弁で、霜降りもあって、中々、豪華です。
我が家の山茶花は、小さな花弁。 貧弱です。(-_-;)
植えられた土地とお日様と、品種の違いでしょうね~。
アイボリーの大きな花弁、ご自慢の山茶花ですね!
今のシーズン、式服にご自分の庭のコサージュだなんて…。
素敵すぎます~♪

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