朝方だろうか…。
突然、筥迫の夢を見た。
七五三の時に襟に挟む、筥迫(江戸時代の紙入れ)だ。
婚礼の時にも使う。
11月のシーズンでもないし、なんで、夢に出てきたのか…。
私が七五三のお祝いをした当時は、今のようなレンタルもなく、父は、娘の為に
晴着一式を誂えてくれた。
戦後、父の商売は、軌道に乗っていたこともあり、娘の晴れ着など、支出としては物の数にも入らなかったのだろう。
今、孫を見ていると、当時の私のほうが大人びてるように思える。
同じ7歳なのに…。
多分、着物の色だろう…。
母の趣味なのか、今思うと、かなり、落ち着いた青で、7歳の子供にはそぐわない色だ。
それでも、刺繍の豪華さは、今でも覚えている。
父は、生まれたときは乳母日傘で育ったのに、生家の没落で、小僧に出され、苦労した。
無口で、怖い印象がある。
プライドの高い人で、招集されて戦地に赴いたときも、
「貴様! 見識が高い!」
と、上官に何度も、往復びんたを食らったそうだ。
娘を脇に、夕食の晩酌時、機嫌の良い時、話してくれた。
唐突に、なんで、夢に筥迫が出てきたのか…。
亡き両親が、なにか訴えたいのだろうか…。
今更ながら、致し方ないことだが、実家の跡を弟が継がなかったことが悔やまれて仕方がない。
実家が消滅したこと。
普段は何とも思わないけれど、たまに、寂しくなる。
よりどころが無くなったようで…。(-_-;)
突然、筥迫の夢を見た。
七五三の時に襟に挟む、筥迫(江戸時代の紙入れ)だ。
婚礼の時にも使う。
11月のシーズンでもないし、なんで、夢に出てきたのか…。
私が七五三のお祝いをした当時は、今のようなレンタルもなく、父は、娘の為に
晴着一式を誂えてくれた。
戦後、父の商売は、軌道に乗っていたこともあり、娘の晴れ着など、支出としては物の数にも入らなかったのだろう。
今、孫を見ていると、当時の私のほうが大人びてるように思える。
同じ7歳なのに…。
多分、着物の色だろう…。
母の趣味なのか、今思うと、かなり、落ち着いた青で、7歳の子供にはそぐわない色だ。
それでも、刺繍の豪華さは、今でも覚えている。
父は、生まれたときは乳母日傘で育ったのに、生家の没落で、小僧に出され、苦労した。
無口で、怖い印象がある。
プライドの高い人で、招集されて戦地に赴いたときも、
「貴様! 見識が高い!」
と、上官に何度も、往復びんたを食らったそうだ。
娘を脇に、夕食の晩酌時、機嫌の良い時、話してくれた。
唐突に、なんで、夢に筥迫が出てきたのか…。
亡き両親が、なにか訴えたいのだろうか…。
今更ながら、致し方ないことだが、実家の跡を弟が継がなかったことが悔やまれて仕方がない。
実家が消滅したこと。
普段は何とも思わないけれど、たまに、寂しくなる。
よりどころが無くなったようで…。(-_-;)
コメント
子供心にも手の込んだ飾りに思えました。今は何でも
レンタルで有るから親は楽なのか、、、レンタル料も
馬鹿にならないけれど、、、、
孫たちのお祝い事のレンタル料。
聞いてびっくり! 写真代にもビックリ!
今の親も大変なのね~。(-_-;)
昔の小物。 手が込んでいて、工芸品なのよね~。
職人さんの腕をほこらしく思うわ。
でも、技術の伝承は…。
時代が変わったとはいえ、哀しいよね~。
私にも、もう実家はありません。
弟が継がなかったからなのですが、たとえ継いだとしても
両親の姿が無かったら、やはりもうそこは実家ではないだろうと
思うのです。
娘の時は私の七五三に着た着物を染め直し、帯も私のものだったので、夫の祖母がぽっくりや筥迫などを買ってくれました。まだレンタルは無かったですね(^O^) 今は撮影用、本番(?)と何度も色々着るのよね、おばあちゃまも大変ですね($・・)/~~~
そうですね! たとえ、実家は残ってたとしても、そこに両親がいないと…。
母が亡くなってから、7年以上経って、父は再婚しました。
例え、実家でも、もう、我が物顔に冷蔵庫は開けられませんでしたよ!(-_-;)
母がいてこその実家ですね~。
>おばあちゃまも大変ですね($・・)/~~~
よくお分かりですね~。(*^^)v
和洋、両方、まるでお色直し。(笑)
でも、子供のためには、皆、どこか削ってでも、捻出するのよね~。
おデイトのランチ代が貧弱になります!(-_-;)