家の前のAさんちの僕が熱中症にかかったようだ…。
主人が慌てて、駆けこんできた。
「すぐに、涼しい部屋に入れて、水分、取らせるよう言った～？」
「うん！ 言った！ 医者に見せろとも…」
「ポカリが良いって聞いたことある。 あれは点滴と同じくらいいいって…」
主人は飛び出して行ったと思ったら、ものの５分もしないうちに、大きなペットボトルを抱えて帰ってきた。
１本は、我が家の分らしい。
もう１本を、すぐにAさんちの僕に持って行った。
２年前に、A・B・C・D・と４軒の新しい住人が我が家の前に、越してこられた。
高齢化が進む町内は一挙に若返った感じだ。
始終、両親が出入りしてるお宅もある。
Aさんちは、ママの郷里も遠く（島根だとか鳥取だとか聞いている）、ご主人も
出張が多くて、孤軍奮闘、いつも一人で頑張っておられる。
私は、遠い昔の母のことを想いだした。
両親に先立たれ、何が何でも実家を出たい…と、親戚筋の父の元に嫁いできた母。
何があっても、実家の兄嫁にはすがるわけにもいかず、一人で、商売をしながら、
子育てに励んでいた母だった。
近所のMさんちの小母さんが、何くれと面倒をみてくれて、嬉しかったに違いない。
私が悪さをすると、小母さんが一緒になって、謝ってくれたものだ。
忙しかった母に代わり、おなかがすくと、おやつまで食べさせてくれて…。
昔の下町は、誰かしら、皆が、目を光らせて、子供を看ていたように思う。
いつの頃からか、「個人主義」とやらが大手を振って歩きだし…。
ご近所でも、あまり、口を出さなくなってきた。
ましてや、お若い今の方たちは、口を挟まれることを嫌うだろう…。
ところが、主人に至っては、始終、庭いじりで表に出てるから、ご近所の方々との触れ合いは私以上だ。
もう、孫たちも大きくなってきたから、お他人さんの３歳児の行動が可愛くて仕方がないのだろう。
煩がられず、年配者の知恵を、静かに出していけたらいいな…と思っている。
Aさんちの坊やはどうしたろう…。
主人が慌てて、駆けこんできた。
「すぐに、涼しい部屋に入れて、水分、取らせるよう言った～？」
「うん！ 言った！ 医者に見せろとも…」
「ポカリが良いって聞いたことある。 あれは点滴と同じくらいいいって…」
主人は飛び出して行ったと思ったら、ものの５分もしないうちに、大きなペットボトルを抱えて帰ってきた。
１本は、我が家の分らしい。
もう１本を、すぐにAさんちの僕に持って行った。
２年前に、A・B・C・D・と４軒の新しい住人が我が家の前に、越してこられた。
高齢化が進む町内は一挙に若返った感じだ。
始終、両親が出入りしてるお宅もある。
Aさんちは、ママの郷里も遠く（島根だとか鳥取だとか聞いている）、ご主人も
出張が多くて、孤軍奮闘、いつも一人で頑張っておられる。
私は、遠い昔の母のことを想いだした。
両親に先立たれ、何が何でも実家を出たい…と、親戚筋の父の元に嫁いできた母。
何があっても、実家の兄嫁にはすがるわけにもいかず、一人で、商売をしながら、
子育てに励んでいた母だった。
近所のMさんちの小母さんが、何くれと面倒をみてくれて、嬉しかったに違いない。
私が悪さをすると、小母さんが一緒になって、謝ってくれたものだ。
忙しかった母に代わり、おなかがすくと、おやつまで食べさせてくれて…。
昔の下町は、誰かしら、皆が、目を光らせて、子供を看ていたように思う。
いつの頃からか、「個人主義」とやらが大手を振って歩きだし…。
ご近所でも、あまり、口を出さなくなってきた。
ましてや、お若い今の方たちは、口を挟まれることを嫌うだろう…。
ところが、主人に至っては、始終、庭いじりで表に出てるから、ご近所の方々との触れ合いは私以上だ。
もう、孫たちも大きくなってきたから、お他人さんの３歳児の行動が可愛くて仕方がないのだろう。
煩がられず、年配者の知恵を、静かに出していけたらいいな…と思っている。
Aさんちの坊やはどうしたろう…。
コメント
地域で子育てしてもらって、近所の子がみな兄弟のようでした。
そんな記憶がそうさせるのかついつい、小さな子供を見ると
世話を焼きたくなります。
Ａさんちの坊やも愛のある周りの大人たちにかかわってもらい
すくすくと育っていってほしいです＾＾
アミさんご一家がいらして心強いでしょうね。
私はごちゃごちゃした住宅街で育ちまして。その当時は自分の子も他所の子も皆一緒のご近所さんが育てていた感じでした。都ちゃんのとこと同じですね。
なので不審者など気にする事なくのびのび子供は遊びまわり、雷親父に雷落とされしてました。ご近所付き合いが希薄な現代。子供が悲惨な目に遭うのは隔離されているからかもしれないですね。郷里の親御さんもアミさんご一家がご近所で安心でしょうね。他人事ではなく我々も熱中症気をつけましょうね。
昔は、息子の時代頃までは、近所の子供は年齢に関係なく、ごちゃごちゃに
育ったものです。
いつからかしら。 ご近所の付き合いが疎遠になったのは…。(-_-;)
子供や老人は、社会皆で見守るのがいいと思いますよ。
昨今、悲惨な事件が多く感じられるのも、近所付き合いが薄くなったのも影響ありかな…と感じてます。
暑いですね～。
台風を避けて、もう、近所の八百屋さんまで買い出しに。
一汗かきました。(-_-;)
肉は冷凍で間に合いますが、野菜だけはね～。
椎茸が安かったので、４つばかり取り分けて、あとは冷凍庫へ。
椎茸は、冷凍しても、味は変わりません。 ピーマンも。 助かりますね！
Aさんちのママは、人見知りのようで、あまり話が弾みません。
だから、主人は苦手のようですが、私は、可愛い人だな…と感じてます。
小学生の娘と対等に喧嘩して…。 微笑ましく観ています。(笑)
うちの息子もご近所さんと近くに住んでいたから、だんなさんの両親に
育てていただいた様なモノです。
お隣には、三つ子ちゃんのお兄ちゃんが居て、そりゃそりゃ、
息子は、お兄ちゃん達が大好きでした。
よく、お夕飯まで混ぜて貰っていただいたり、
おもちゃのお古を頂いたり、一人っ子でしたので、本当にありがたかったです。
同じ年ごろの家族なのに、横のつながりは全く無し。
我が家は、あまりに年が違うから、かえって、良いのかも…。
同年代で、子供の年頃も一緒…だと、ライバル心が生まれるのかしら。
Aさんちの坊やは、事なきを得た様子。 安心してます。