朝から、主人は、次男坊の部屋を片付け始めた。
15年前に結婚するまで住んでいた、次男坊の部屋だ。
10畳くらいの洋室で、上に2畳くらいのロフトがついている。
当時、ドラムを趣味にしていた彼は、100万近くのドラムセットを購入。
ゆえに、彼の部屋は、唯一、セミ防音の部屋にした。
結婚してからも、お里帰りを単身ですることがあったから、部屋は、そのまま、
次男坊の居室だった。
孫たちが大きくなると、自分の家が一番…だとばかり、実家に泊まることも無くなり、
納戸と化した。(-_-;)

長男夫婦は、基本、二階が居住地だ。
水回りもすべてある。
が、いつの頃からか、夏の高温に耐えきれず、夜、寝るだけという条件で、階下の
次男坊の部屋を使い出した。
今年も、そろそろ、暑くなってきたので、降りる準備を主人がしてるのだ。
甘いにもほどがあるが、私にしろと言うのではなく、自分がせっせと働いている
のだから、文句は言うまい。
ただ、一生懸命にバイトをして、ドラムセットを購入した次男坊のことを思うと、
部屋は、そのまま、置いておけばいいのに…と、これまた、甘い母親は思うのだ。

部屋に置いてあったがらくたを、ロフトに運んでいた主人。
ニコニコ、笑いながら、私のところに報告に来た。

「お前も、昔は、いい仕事(丁寧な)してたんだな…」

「・・・」

褒められるようなこと、したかな…と、訝し気な私に、

「布団のカバーのことだよ…」

息子がいつ泊まりに来てもいいように、きちんと、布団カバーが縫い付けられて
いたそうだ。
今では、針を持つのも面倒だ…とばかり、安全ピンで、止めてしまう、ずさんな私。
しかも、替えのカバーまで、畳んで、枕元に置いてあったそうだ。
ロフトの階段は急だから、今では、そんなことできないが、数年前までは、きちんと
仕事をしていたんだろう…。!(^^)!

お互いに、年を取ったね…と、老夫婦、相見互い、慰め合った。(笑)

コメント

マサムネ
2020年6月2日8:27

うちはカバーは私が外して洗いますが、僕のだけです(笑) 洗濯場所に出しておかないと洗いません。枕カバーも自己判断で洗います(笑) 布団は休みの日に妻が干してくれているようです。 夫婦と言っても色々な形、やり方があるみたいですね。 うちにもアミさんみたいなお母さんが居たら随分きれいに片付いてるんだろうな?と思います。 冗談抜きにして人様を上げられるような家ではないので・・・・。か、片付けないと!

アミ
2020年6月2日8:37

マサムネさん♬

訂正です! 私は決して働き者の主婦ではありません。(-_-;)
掃除・片付けは、一番苦手な仕事です。
たまたま、愛息の布団は…。 母の愛情です!(笑)
唯一、客間だった和室は、今は、主人の趣味の部屋に変身。
お客様を通す部屋なんて…。 まったくありません!!(-_-;)

まるこ
2020年6月2日9:52

おはようございます。
どこのお宅もそうでしょうが、子供が巣立ち使っていた部屋が空き…って感じですね。しかしご主人様もアミさんも息子さんに優しいですね。
ご主人様一人では大変でしょう?ご長男に手伝って頂いたら?と余計な心配しています。お布団。母の愛ですね。そういえば私達が実家へ泊まるときは母が布団を干してフカフカにしておいてくれたものです。両親が我が家へは一度しか泊まることがなかったです。それが残念です。
実家は弟が両親と同居するというので2階を大掛かりなリホームしたのですが、3ヶ月で家を出てしまって…^^;その後は私達が実家へ遊びに行った時に使っていたのですが…今は主人を失い、母もホーム暮らし。そのまま生活できる状態ではありますが、完全に空き家です。あの家の処分を考えると気が重いですが、何も私がすることもないか?と弟達の出方を伺っています。

naochan
2020年6月2日10:15

ご主人様は、さっさと片付けを始められた。ふむ、ご長男さんたちがいつ階下で寝ると言いだしても良いように。
本当に、よく気が付かれるご主人様です。我が家のだんなさんに爪の垢を飲ませたいデス。その辺り、して貰う事には慣れているけど、気づく事は少ないデス。
いえ、文句言うまい。不出来の嫁を我慢しているのですから(笑)
ご長男さんとご次男さん、お二人に対するそれぞれの気持ちも、そうですよね。
複雑ですよね。しかし、カバーと予備のまで。何と行き届いたご準備。
私は、ただいま、息子が居た部屋をのっとりました。と言っても、息子の置いて行った学習机を我が机にし、息子のベビーダンスも私の物に(笑)
始めベッドも置いていましたが、ばばさまを引き取る事に鳴り、ベッドは父に行き、その場所に、下から電子ピアノが、電子ピアノの部屋にばばさまが。
押し出しでした。いかにも整理できそうなのに、雑多な物で溢れております。
例えば、楽譜。アミさんは、音訳の資料とかは、どうされましたか?私は、未練がましく少し置いています。それらが、場所を占拠してしまっています(ため息)

マダムM
2020年6月2日10:59

私は逆でして、結婚してから私の部屋が納戸と化し、複雑な想いでしたよ。最初はその部屋に置いていていいよ、と言っていたのに、片付けるから持って行け発言にムカッとしたものです(苦笑)
ご主人様はお嫁ちゃんの事を考えての作業でしょうね!でも友人が言ってました、「平面」での同居は気を遣うと。

アミ
2020年6月2日11:07

まるこさん♬

さんざん、親には世話をかけたのに、結局、わが実家も、処分と言う形に。
致し方ないこととはいえ、後悔だけが残ります。
順繰りで、今度はわが家の番。 息子たちはどう出るか…。
二人しかいないんだから、仲良くしてね!が私の口癖。
逝ってしまえば、あとはどうなろうと、知ったことは無し。
頭の痛い問題ですね。 まるこさん! お察ししますよ!(笑)

アミ
2020年6月2日11:10

naochan♬

点字図書館の資料は、辞書を残して、一切合切、処分しました。
まだ、会員ではあるらしく、小冊子は毎月送られてきますが、老いとともに、未練はなくなりましたね。(笑)
ボランティアも、若いからできた仕事。 今は無理です。(-_-;)

アミ
2020年6月2日11:15

マダムMさん♬

マダムさんと同じ立場のプリンスは、内心、怒ってるかな…。(笑)
去年、お嫁ちゃんは、次男坊に、部屋借りてます…って、断り言ってました。
平面…には違いありませんが、リビングや私の部屋からは離れてますから、今と同じ感覚でしょう。
何しろ、主人は、お嫁ちゃんにやさしい!!(笑)

ポピー
2020年6月2日12:49

次男さん、ドラムされていたんですね。すごい♪
ロフトに防音設備までついた広い洋間に100万のドラムがある、庭つきの素敵な2世帯住宅を想像してしまいます(*^^*)
布団カバー見つけて、アミさんの仕事ぶりを素直に認めてくれるご主人。なんかいい話ですね〜 うちも息子の部屋はそのまま…内心スッキリさせたいんですけどね。

アミ
2020年6月2日13:26

ポピーさん♬

字面に書くとすごい豪邸!(笑)
実際は、平凡な家です。 ちょうど、GW中の休日に、家族皆で、展示場巡り。
楽しかったです。 でも、もう20年も経つんですよ。 そろそろ、あちらこちらガタが来てます。(-_-;)
サラリーマンの主人には過ぎた話。 先祖の恩恵のたまものです。
出て行った息子にも、帰るところを確保しておきたい…が親の心情。
でも、今、一緒に暮らしてる息子夫婦のことも考えて…。
何しろ、お嫁ちゃんには快適な場所を確保してあげたいですものね~。
東京の湿気は異常ですから…。 夏だけです!(笑)

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