夕食の残りのスモークサーモンとホタテのお刺身をバター炒めにして、朝食に
出した。

「うまいなぁ~♬」

朝から、主人も私も、食欲旺盛。(^^♪
フランスパン2切れと野菜サラダ、ハム、果実、紅茶。
判で押したように、毎朝、同じものを食べる。
時に、夕食の残りの菜も並ぶこともある。
二人とも、スモークの効いた鮭が大好き❣
食べながら、子供のころの実家の父の冗談を思い出した。

実家は、非鉄金属業の問屋をを営んでいた。
お得意先は、主に東北と北海道。
日本は資源がないから、方々から集められたくず鉄を山(鉱山)に送る。
三菱、住友、日立など、日本のそうそうたる会社が製品とするのだ。

北海道のお得意先からは、大きな鮭が丸ごと送られてきた。
お歳暮の時期ともなると、軒先に何本も鮭がぶら下がる。
その中に、燻製の鮭もあった。
何とも言えない、あめ色に光輝いた燻製の鮭。
父は、お酒のおつまみとして、薄くスライスして、私の口に入れてくれた。
父の晩酌時、そばで、美味しいものを食べるのが、大好きで、嬉しかった❣
3枚くらい食べ終えた時、父が、おもむろに、真剣な顔をして言ったものだ。

「燻製は、身が小さくなっているが、そんなに食べると、おなかの中で、
 膨れるのだぞ! 大きな鮭の切り身をたっぷり食べた勘定になる!
 破裂するぞ!( ^^) _旦~~」

笑いながら言ってる優しい父のまなざしを、今でも、くっきり、覚えている。
今朝食べた、スモークサーモンは、幼かったころの私を、思い出させてくれた。

コメント

まるこ
2020年11月30日9:03

おはようございます。
相変わらずきちんとした朝ごはん召し上がってますね。私も見習わないとです。
アミさん。アミさんはお子さんの頃からスモークサーモンを召し上がっていたのですね?おお、なんて裕福なご家庭でしょう。私などたまに頂く富山の鱒寿司を食べた事くらいしかないです。スモークサーモンなんて、まあまあ大人になってから知った気がします。アミさんのお父様もサーモンがお好きだったのですね。奇遇ですが私の父もサーモンが大好きでした。お寿司もサーモンから始める人で。そんな父を見ながら母と笑ったものです。お父様のジョーク。なかなかウィットに富んでますね。子供のは信じてしまいますよね。私もスイカの種を飲み込んだ時、お腹の中でスイカが育ち妊婦さんみたいになるぞ!と言われた記憶が鮮明に残っています。笑。

nophoto
Abi
2020年11月30日11:14

まあ、子供の頃から贅沢を覚えてきた舌なんですね。
スモークサーモンなんてそれこそ大人になってから、
そして、神戸の有名なデリカテッセンの切れっぱし
パックでしか、でも適当に歯ごたえという物が有って
美味しいと、さらし玉ねぎとレモン、、、よだれが、、、

アミ
2020年11月30日11:32

まるこさん!
Abiさん!

確かに子供のころは、実家が商家だったから、贅沢に育ちました。(^^♪
大人になるにつけ、貧乏暮らしになって…。
今は、どっぷり、年金生活にあえいでいます。(^^)/

父は、お酒が大好き♪ かなりの酒豪だったと思います。
でも、だらしなく酔っぱらうとか、乱れた姿は、見たことがありませんでした。
晩酌時、娘を侍らせて、美味しそうに飲むんです。
だから、私は、お酒は下戸ですが、おつまみにはうるさくて…。
舌は超えてるかも…。
晒玉葱とレモン…、なんて、美味しいおつまみが浮かんできてしまいますよ。
今、父が好んで食べていたものは、皆、高価だということ、大人になって知りました。(^^)/
スイカの種の話も、父親の素晴らしい愛情が隠れていますね。
お寿司屋さんのカウンターも、父に教わりました。
主人は、平凡な人ですから、そういうことは全く、経験なし。
良い人ですが、ちょっと、物足りないかな…。 (⌒▽⌒)アハハ!

もりのいずみ
2020年11月30日16:59

アミさんとは、境遇が少し似てるかも・・・
私の実家も商売をしていて、この時期には新巻鮭が何本も届いたりして、母はそれをスライスしてそれこそ玉ねぎとレモンをのせて酢漬けにしてマリネのようなものを作ったりしてました。
それが美味しくて大好きだったんだけど、私自身の暮らしには新巻鮭は縁がないと思って、作り方を聞いておかなかったのを今になって後悔しています。

それと、私の父もお酒好きで、私はそのおつまみをお相伴するのが大好きで、

>だらしなく酔っぱらうとか、乱れた姿は、見たことがありませんでした。
晩酌時、娘を侍らせて、美味しそうに飲むんです。

というのも一緒です!
だから、父とはいろんな話をしましたねー、面白かったなぁ~
そんな父が大好きだったので、結婚する相手は楽しくお酒の飲める人がいいなー、なんて思ってたら、飲むは飲むけど飲むと乱れまくる人と結婚してしまいました(^_^;)
楽しくなるだけで凶暴にはならないのが救いですが、父とのように語り合えないのが、私もちょっと物足りないです・・・

アミ
2020年12月1日7:39

もりのいずみさん!

奇遇ですね! 似ています。(^^)/
お互いに、よい配偶者に恵まれたのに、物足りない…なんて、罰が当たりそう…。
でも、つい、父と見比べてしまうんですよね~。(^^♪
主人も私も下戸。 食事時間は短いです。 父は、一日の締めくくりとして、
夕飯は、ゆっくり、楽しんでいました。
そう言うことも、懐かしいです。(^^)/

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