舅の33回目の祥月命日だ。
あの日も、暑くて、クーラーをかけ通しだった…ように覚えている。
幼稚園時代のママ友さんが、一緒に、目配り、気配りしてくれて、本当に助かった。
人間、一度は誰しも通る道だけれど、親の葬儀は、頭の中が真っ白になって、
あまり、覚えてないものだ。

姑が逝って、後の5年間。
舅とは、のべつ幕なし、一緒の生活だった。
仕事人間の主人は、大半はいないから、息子のしつけは舅任せ。
長く、小学校の校長をしていた舅には、お手の物だったに違いない。

晩年、一人での外出がおぼつかなくなった舅はどこへ行くにも私を連れだした。
師範時代のクラス会にも、一緒に参加。
実の娘より、細やかに慈しんでくださった。
私が風邪で臥せっているときなど、おぼつかない手で林檎をむいてくれたり、
息子たちを花屋さんに連れ出し、母の日のお花を買ってきてくれたり…。
そうそう、近所に毛糸教室が出来た時は、私の月謝まで出してくれて、通わせて
くださった…。
舅への作品は、数多くあり、最後の旅立ちにも、私の手編みの帽子をかぶって
呉れた。

実際に一緒にいた期間は、17年ほどだったが、今でも話しきれないほどの思い出が
沢山ある。
本当に、よい舅だった…。
拙い私が、いくらかでも、大人になれたのは、舅の無言の教えによるものだろう。

ありがとうございました!


★今日のミケちゃん!
 いくらか、元気に。
 飲み込む力が弱いから、水でさえ、シリンジで。
 でも、相変わらず、トイレは自力で行くし、よたよた感にも、力が見える。
 毛色はつやがあり、まだ、しっかりして居る。
 固形の餌をすりつぶし、どろどろにしてシリンジで。
 頑張れ! ミケちゃん!

コメント

まるこ
2021年5月18日9:04

おはようございます。
33回忌ですか。随分時間が経過しましたね。
アミさんにとって素敵なお舅様だったとのこと。
素敵なお舅様ですね。それにきっとお舅様もアミさんの事が可愛い買ったのでしょうね。アミさんもお舅様とお幸せな関係。羨ましいです。
今でもきっとアミさんやご一家の事を見守ってくださってますよ。
思い出はいつまでも鮮明ですね。宝物ですね。

アミ
2021年5月18日9:57

まるこさん!

実家の父は厳しい人でした。
何不自由なく育ててもらいましたが、父親としては舅のほうが優しかったです。
両方とも、ハンサムな人でしたよ♬
ママ友さんにも、超人気。 ダンディな明治の男でしたね❣ (´∀`*)ウフフ♬

nophoto
マリー
2021年5月18日10:46

素敵な想い出。
ドラマのように映像が浮かんできました。

アミ
2021年5月18日13:10

マリーさん!

ありがとうございます❣
舅と嫁の話。 ドラマになりそうですね♬ (*´σー`)エヘヘ

naochan
2021年5月20日15:11

お舅さまとの思い出のお話、とてもほほえましく読ませていただきました。
きっと、アミ さんもかわいいお嫁さんだったからでしょうね。
ミケちゃん、元気になってくれますように。

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