それほど、自慢できる料理はないけれど、家族のおなかを満たすには十分すぎるほど、
料理はしてきた(つもり)。
数ある料理の中で、息子たちは、今でも「大川先生のスープ」がママの料理の中で
一番だと誉めそやす。
今回、お嫁ちゃんが頑張って、野菜のスープを作ってくれたけれど、正直、ママの方が
美味しかった…と、いたずらっ子のような眼をして、息子が言う。 ^^) _旦~~
うん! 確かに美味しい。!(^^)!

40年も前、次男坊が幼稚園児だった頃、自家中毒にかかった。
休日だったため、区報を見て、隣町の大川先生(小児科医)をお訪ねした。
初老の優しい先生は、薬代わりに「野菜のスープ」を教えてくれたのだ。
家にある、野菜(特にキャベツは必須)を千切りにし、大鍋でぐつぐつ煮だす。
水を何度も足して、ただひたすら煮込む。
味付けはコンソメと塩、少々。
野菜の甘みが何とも言えず、舌にやさしい。
息子たちは、何かというと、この「大川先生のスープ」をリクエストした。

後年、息子が成人し、隣町に行ったら、未だ、その医院は健在してたそうだ。
自転車が数多く駐輪していたから、相変わらず、繁盛してるのだろう…。
時代は変わっても、若いママさんの強い味方なんだろうな…。
否、もう、先代の先生ではなく、代は変わられているだろう…。
町の小さな小児科医。 有難い存在だったな…と、懐かしく思った。

今日は、朝から、久しぶりに、大川先生の野菜スープ、煮込んでいる。!(^^)!
お昼は主人の好物の肉まんだ。
それに野菜のスープと果実。 文句は言わせない!!

コメント

まるこ
2021年7月28日17:02

大川先生のスープ。薬より効きそうですね。
実は私も子供の頃に母のスープを強請った事があります。
やはり、弟が自家中毒になった時に母が作って飲ませていたスープなんです。
私は至って元気だったのですが、弟だけ特別に作って食べさせてもらっているスープが羨ましくて。「私にも作って!」と。
今と違って健康そのものの元気印の私。
どんな高熱が出てもお粥を嫌い、こんな時こそ店屋物と「カツ丼」と食べていた子でしたが、あのスープは特別な味がしました。
アミさんの愛情たっぷりのスープは息子さん達にも忘れられない味なんでしょうね。

アミ
2021年7月28日21:02

まるこさん!

特別な「母のスープ」って、どこの家にもあるんでしょうね~。
わが家も、自家中毒症は次男坊でしたが、兄も好きでした。
今も、昔の郷愁で、「作ってくれよ!」なんて言うんでしょうね~。 ^^) _旦~~
実際には、お嫁ちゃんのほうのが美味しいなんて、言ったりして…。
(⌒▽⌒)アハハ!

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